先日、御門徒の初産式を行いました。
初産式とは、私たち人間がこの世に生を受け初めてご本尊(阿弥陀さま)に御礼をする儀式です。
私たちが数多くの生き物の中で人間として生まれてくることはとても稀なことです。そして、その人間に生まれたものの中でも仏法に出遇うということは、またさらに稀なことです。
初産式とは、このようなはかりしれない因縁をいただいて人間として生命を受けたことをよろこび、遇い難い仏法のご縁とさせていただく大切な儀式です。
親であれ、子どもの成長とよろこびのある人生を願わない人はありません。子どもの人生の出発という、家族にとっての大きな節目にあたり、どんな時でも阿弥陀さまの大きなお慈悲の中で生き抜かさせていただくことを、みんなでよろこばさせていただきたいものです。
当時では、重誓偈のお勤めの後、お念珠の伝達、記念撮影をいたします。
お子さんやお孫さんがお産まれになった際に是非お参りください。
合掌